子育てから考える一戸建てとマンション
いつの時代もこのテーマは議論されます。
最終的には個人個人の意見にはなるので一概に正解は導き出せないと思います。
あくまで双方の違いを把握して、各世帯ごとの満足を目指すことが大事だと思います。
子育てからみる一戸建てとマンションの違いを考えていきましょう。
・集団が形成されるマンション
マンションならではの利点ですね。
同世代の夫婦、同世代の子供達が集まります。
子供達でいえば幼稚園、保育園、小学校、中学校と生活を共にするので、いい意味で集団が形成されます。
同学年ではもちろんですが、マンション内で上の学年の子供達からもマンション内での過ごし方を教えてもらったり、時期が来れば受験のアドバイスももらえます。
親達も学校での行事や出来事を共有できますし、通学時の登校もマンションの子供達でまとまって行くので、心配事も解消されやすいかもしれませんね。
・マンション内で遊べる
敷地内に公園があったり、広いエントランスでは集まって談笑もできます。
敷地外に出る必要がないため、子供達だけで遊んでも危険がすくないですし、親も安心して送り出せますね。
・眺望
これは一戸建てにもメリットが無いわけではありませんが、マンションの高層階などのバルコニーでは眺望も良いです。
夏場の花火大会のシーズンは集まって鑑賞できるので良い思い出も作れるのではないかと思います。
・一戸建ては伸び伸び成長
大げさかもしれませんが、このような視点もあります。
ある種独立された拠点で生活をしてくので、自立心も芽生えますし、自由な発想が生まれやすいといわれています。
また、マンションに比べると自分自身の部屋を確保できることが多くみられるので、自分の家に友達は呼びやすい環境にあるかもしれません。
家族間でも少なからずプライバシーは必要です。
このような点でも思春期のような難しい時期も精神的には良いかもしれんせん。
・広い
根本的な部分にはなってしまいますが、やはりメリットの一つと言えるでしょう。
前述でも触れましたが、自分の部屋を確保できたり、マンションでは作ることが難しい「庭」スペースも作れます。
ある程度の広さに芝などを敷いてみれば簡単なスポーツもできます。
「自分の敷地」なのであまり周りも気にする必要が無いと思います。
建築計画を進める夫婦自身が子供時代に生活していた環境に左右される傾向にはありますが、双方の利点を理解して、子供たちにとって最適な環境を作ってあげましょう。