一戸建て マンションの購入比較
今回は一戸建てとマンション購入の違いについて解説していきます。
これから住宅購入を考えている多くの方が、悩まれるテーマだと思います。
資産価値、住み方の違いなどからメリット、デメリットを考えて行きましょう。
・販売価格(購入費)で比較
従来では「マンションの方が一戸建てより購入価格が安い」というイメージが強く残っていました。
しかし近年では逆転していく傾向にあります。
一戸建ての購入費の平均は約3000万円、これに対しマンションの平均購入費は約4000万円と言われています。
これは都心部に良くみられる傾向ですが、タワーマンションの建築が進んでいることからみられます。
基本的には建築地が駅徒歩圏、場所によっては駅直通といった好立地もあります。
新築購入にて計画をして、万が一売却などを考える場合でも大きな値崩れは立地の利点から発生しにくいです。
将来的な資産価値を踏まえるとマンションの価格が上昇することも必然と言えるかもしれません。
・住み方の違い
住み方の違いについてです。
マンションは基本的に「ワンフロアー」での生活です。
階段が屋内にはなく導線はシンプルです。
また、間取と大きさとしては各部屋あまり差は出ないと思います。
階層によって日当たりに差は出てくる傾向にあり、高層階であるほど日は入りやすいです。
その分エレベーターなどを使い歩く距離は増えてきます。
朝の通勤通学の時間帯は住人全体でエレベーターを使うことになるので、時間の考慮は必要です。
一戸建てではあくまで一世帯ごとの敷地で生活が成されるので前述のような近隣への方への気遣いは不要と言えます。
また、一戸建ての醍醐味である間取りですが、こちらは新築時であれば比較的自分自身の希望を組み込めると思います。
建築基準法や土地の諸条件によって少なからず制限は発生しますが、ハウスメーカーの担当の方としっかり打合せを重ねれば大きな心配事は出てこないでしょう。
販売価格と住み方だけでもこれだけ違いが出てきます。
メリットとデメリットをしっかり理解して最適な選択をしましょう。